IT資産管理プログラムの定義の目的

IT 資産管理プログラムの定義の目的は、組織内のIT 資産管理業務のミッション、全体戦略、目的、測定項目、優先順位を要約し、定義することである。

IT 資産管理プログラムは中央集中型のプロセスで、これにより、全ての活動が定義、実装、統制、監視される。

プログラムの内容、IT 資産管理チームの重要性、組織が得る価値を伝えるために、ミッションステートメン トはプログラムにおいて重要である。ミッションステートメントがプログラムの目的を役員に正確に伝え、 役員の信頼と承認を得ることが、非常に重要である。

全体戦略と目的がIT 資産管理プログラムのミッションをサポートするロードマップを定義する。戦略と目 的は、組織のニーズに基づく適切なIT 資産管理プログラムへの道のりを、明確に示すべきである。

測定項目が、IT 資産管理プログラムの有効性の判断に必要なフィードバックを提供する。IT 資産管理者は、このフィードバックを基に、IT 資産管理プログラムの長所と欠点を把握し、組織のニーズに照らして必要な調整を行うことができるのである。

IT 資産管理プロセスと関連タスクの優先順位は、組織のビジネスドライバー次第である。IT 資産管理者は、常に、これらのビジネスドライバーに基づき、IT 資産管理プログラムに関連するプロジェクトとタスクを優先しなければならない。そのためには、組織の他の部門とのコミュニケーションが円滑でなければならない。

IT 資産管理プログラムは、組織の全てのビジネスドライバーに有益な影響を及ぼすという点で稀有なプログラムである。

IT 資産管理プログラムは、単に、全ての活動の定義、実装、統制、監視のための集中管理ポイントであるだけではない。プログラムは、IT 資産管理のマーケティング部門としても機能し、組織のあらゆる部門が、適切に統合されたIT 資産管理プログラムの成果を享受できるようにする。