ホット、ウォーム、コールド・スタンバイなど、バックアップ・サーバーのライセンス管理

データセンターのサーバー・ソフトウェアのライセンスの管理は、言うまでもなく非常に困難な課題です。 課題の 1 つは、バックアップ・サーバーに関連したライセンス利用規約と運用環境の管理です。 まず、ホット、ウォーム、コールドというバックアップ・サーバーの「温度」について理解しておく必要があります。 ライセンス要件は、通常、対象となるバックアップの種類に応じて異なります。 また、ライセンス利用規約の内容もメーカーや製品によってそれぞれ異なります。

では、ホット、ウォーム、およびコールド・バックアップ(または「スタンバイ」)サーバーという用語の意味を定義してみましょう。 また、アクティブ・フェイルオーバーやパッシブ・フェイルオーバーとは何かについても確認します。

  • ホット・バックアップ・サーバー(「アクティブ・フェイルオーバー」と呼ばれる場合もある):運用稼働中の本番機サーバーから定期的に更新情報を受信し、運用サーバーがダウンするフェイルオーバー・イベントが発生した場合に、ただちに処理を引き継ぐために常時稼働状態で待機している(ホット・スタンバイ)サーバーです。 プライマリ(本番機)システムとセカンダリ(ホット・バックアップ)システムは同時に稼動することができ、セカンダリ・サーバーへのデータのミラーリングはリアルタイムで行われるので、両方のシステムにはまったく同じデータが存在することになります。 多くの場合、本番機サーバーのライセンスに追加して、ホット・バックアップ・サーバーのライセンスが必要になります。
  • ウォーム・バックアップ・サーバー(「パッシブ・フェイルオーバー」と呼ばれる場合もある):起動はしているが、アイドル状態で「実際の処理」は何もしていないか、バックアップの対象サーバーからの更新情報を受信するために定期的に起動されるサーバーです。 ウォーム・サーバーは、「レプリケーション」や「ミラーリング」によく使用されます。ウォーム(ミラー)サーバーのデータとプライマリ(本番機)サーバーのデータは、完全にはシンクロされていない場合があります。 ウォーム・バックアップ・サーバーのライセンスが必要かどうかは、ベンダー、アプリケーション、対象のライセンス契約によって異なります。
  • コールド・バックアップ・サーバー:障害が発生して、ディザスタ・リカバリ(DR)モードに切り替える必要があるまで、起動されないサーバーです。 通常、コールド・バックアップ・サーバーには、ライセンスを割り当てる必要はありません。
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